数年前に出産しました。高齢出産ということもあり、正直本当に辛かったです。出産そのものというより、得に産後の体とメンタルですね。産むときの辛さは子どもの時から聞いていましたが、産前産後にあんな状態になるとは、聞いたことがなかったので本当に戸惑いました。
①産後、色々痛い。
いきんだ後の筋肉痛。陣痛始まって６時間ほどで出産したので、わりと早い方でしたが、それでも体中に力を入れていたため、地味に痛い（笑）無痛分娩だったのに、子が大きかったためか然無痛じゃなかった。
母乳をあげるのに苦労し、座れる度に乳首が切れて痛い。私は病院で同時期に出産した産婦の中でダントツ下手くそだったらしく、看護師さんがかわるがわる指導してくれましたが、結局上達しませんでした。授乳中に「痛い。」と言ったら、体格の良い看護師に「お母さん、痛いじゃないでしょ！」と言われ、何かがプツっと切れたのを感じました。。
「母親」とやらは「痛い」という感想を独り言のように口にするのも不可なのか。しかも「お母さん」呼びに地味に驚きを覚える・・・。子も飲みにくそうだったので、産後１か月以内にミルクに変えました。娘は学年で一番長身で健康そのものです。もっと早く変えればよかった。
⓶メンタル方面の影響
これが一番深刻でした。体も悪いしふにゃふにゃした赤ん坊を連れて歩くのが怖く、産後半年ぐらいたってようやく病院以外の場所に行ったと思います。もともとインドアで引っ込み思案なのですが、それに拍車がかかってますます引きこもりにｗ
買い物に行っても荷物はいつも夫が持ってくれていたのに、夫は赤ちゃんを抱っこしているので、疲れていても荷物は自分で持つしかない。疲れたら家に帰ってまず横になっていたのに、今はまずこのおむつを替えてミルクをあげなきゃ・・・。そんなことに心底絶望するぐらい精神状態が悪かったですね。今にして思えば大したことないんですが、当時は一つ一つに「ああ・・・」って感じだったのです。
子がちゃんと寝るようになってからは、昼間の時間は家計を見直したり勉強したり楽しく過ごしてはいたのですが、知らず知らずにストレスが溜まっていたのか、夫が帰ってきてから些細なことでつむじを曲げ、週に1回程度家から飛び出してました。どんどん一人で歩いて行ったり、車の中で息をひそめて、夫が探しに来るのを見ていたり。かなり病んでましたね。
仕事に復帰した瞬間なくなりました。夜飛び出す元気がなくなり、もうそれどころじゃなくて。結局外で働く方が好きなんだな、と思ってます。大変な部分もありますが、仕事は助けられていますね。何しろタダで人と話せるんだから（笑）
もし育児に煮詰まっている方がいらっしゃったら、仕事するのも良いかもしれません。もちろん状況によりますし、難しい人もいらっしゃると思いますが。預けるのが難しい・・・という方も、あと数年、小学校に行き始めて3，4年ぐらいになれば徐々に留守番もできるようになってきます。あと少し、あと少しということで、何とかやっていきましょうね。
