ホテルレビュー　出雲　ますや旅館

　出雲大社まで3分の立地、最も近い宿出そうです。今回は9月の3連休（土日月）の中日、日曜に泊まりました。大人2人＋小学校高学年1人朝食付き48,140円。「プレミアム和洋室・素鵞」をヤフートラベルで予約しました。

　特徴は以上のとおり。３つ星ホテルとのことです。
私が泊まった「素鵞（そが）」という部屋は「8畳+22.8m2ツインベッド/1F／風呂付／定員6名」ということで、かなり広かったです。

（画像は公式ＨＰよりお借りしています）

お風呂とトイレは独立しており、ベッドルームと別に部屋があります。広い。６人まで泊まれるらしい。

エキストラベッドはいかにもなソファで、正直大人が寝るにはしんどいかな・・・という感じでした。むしろ隣の部屋に布団敷いて寝たい感じ。両方の部屋にTVやエアコンは設置してあります。

どちらの部屋からも庭が臨めます…が残念ながら手入れはあまりされておらず、池の水も抜いたまま。眺望は期待しない方が良いです。もったいないですね。
　コーヒーメーカーが設置してあり、美味しくいただきました。お菓子も準備していただいていたのですが、残念だったのは3人で泊まっているのに２つずつだったこと。いくら子どもとはいえ、これは喧嘩に・・・というか大人が譲らざるをえません。
　冷たい水はポットに入っているため、ペットボトルはありません。

左側の写真は寝室側の洗面台で、その右側がトイレです。清潔で綺麗な感じ。右側が浴室の洗面所。洗面所２つあるのは助かります。分かりにくいですが、両方にアメニティが置いてあり、前日泊ま「さぎの湯荘」と同じく雪肌精。島根は全体に雪肌精なのか？両側に置いてあるので助かります。ドライヤーは浴室側だけです。

お風呂は普通に広くかったです。今回は大浴場に行ったので入りませんでしたが、ここでも快適に過ごせそう。自宅のお風呂みたいな感じ。

　大浴場はわりと小じんまりしていました。私が入った時は娘と私一人だけだったのですが、他の人と一緒だと若干気まずいかもしれません。ちなみに男湯の話声は筒抜けなので注意。

とにかく静かな宿で、フロントも年配の男性一人しかいないようでした。なので、この男性と我々しかいないのでは？という疑惑が湧いたほどです（笑）お風呂に行くとき、夕ご飯を食べている人々の声と、中居さんの姿を見かけて安心しました。それほどまでに静かなので、ゆっくり過ごしたい方にはおすすめです。

今回夕ご飯は旅館で食べていないのですが、参考までに。

朝ごはんは宴会場のような所で食べました。美味しいとは思いましたが、醬油がどこに置いていあるか分からない、配膳が終わったのがどうかが分からない、等少し雑な印象は否めませんでした。

　食後にコーヒーを飲もうと思ったのですが、休憩所（ロビーから階段を上がったところにあります）の電気が消えていると思ったら・・・8時から稼働していなかった。。上記のとおり朝は8：00から10：00だそうで、ご利用になりたい方は注意です。部屋にコーヒーメーカーあるから良いんだけどさ。　

　上の写真の注意書きにもあるとおり、お風呂も夜１0時まで。朝は7時からなので、わりと早朝出発の我々は6時頃から使えるとありがたい・・・女性は特に、お風呂の後にメイク等するので、早朝から開けていただくと本当に助かるんです。
　従業員さんに用事がある場合は22時まで。外出は23時まで。逆に朝は出雲大社にお参りに行く方が多いので、私は6時前に出ましたが、すでに出入りできるようになっていました。

　色んな意味で面白い宿でした。悪印象は無いのですが、やはり出雲大社までの距離という意味での立地が一番の売りでしょう。細やかなサービスはあまり期待できません。

　以上が長所です。私はパワースポットにいると元気になるのですが、出雲大社近くの宿で寝たせいか、疲れ切っているわりに5時に起床できました。パワーはいただけたと思います。
　逆に今一つだったところは以下のとおり。

　サービスに関しては、地元の人を雇用している感が強かったです。夜間外出については、周りは寺社ばかりで空いているところは無いと思われるので、あまり問題ないと思います。静かですし、落ち着いた雰囲気、宿泊客の方もおおむね落ち着いた雰囲気の人が多かったです。年配の方だけではなく、30～50代の方や小中学生を連れたかたも結構いました。何より朝出雲大社に歩いてすぐ行けるのは本当に大きな利点ですので、十分泊まる価値はあります。部屋も広くて綺麗ですし。