10月下旬に高千穂に行ってまいりました。目的は高千穂峡ボートに乗ることだったのですが、雨で水量が増え、自動キャンセルになってしまいました。
以前から秋元神社に行ってみたかったため、10時からのボートの予約がキャンセルになったので、行程の最初に行くことに。高千穂には数多くの神社がありますが、有名な神社はわりとコンパクトにまとまっているイメージです。だた秋元神社は遠いです。高千穂神社から車で30分程度、約13kmの距離。しかもかなり山道です。
道は細く、急カーブも多いです。山道にはある程度の耐性があると思っているのですが、ちょっと辛かったです。。運転は夫がしてくれましたが、自分で行けるかというと・・・自信なし。夫は田舎出身(失礼)のため細い道が得意、スキーが趣味のため悪路にもかなり慣れているので助かりましたが、運転に自信の無い方はタクシーを利用した方が無難かもしれません。レンタカーを借りる方は小さい車の方が良いと思います。ちなみにうちは3ナンバーのSUVですが、物理的に通れない道はありませんでした。
中央線が無い道くねくね道を30分程度走ります。台風で崩れたりで通れないこともあるようなので、事前に確認してから行くことをおすすめします。ちなみに2024年11月現在、道路の改良工事を行っているらしく、平日は1時間に10分しか通ることができません。(土日は規制なし)詳しくはこちら。
途中娘が気分が悪いと言い出し、しばし休憩。急ブレーキも結構な速度で曲がるため、車酔いなのか、はたまたエネルギー酔いか。車から降りて背中をさすっていたら、車で通りかかった地元の方が「大丈夫ですか?」と声をかけてくださいました。優しい方、ありがとうございます。
平常時は神社の前まで車で行けるようですが、今現在崩れてますので注意。
この表示が見えて意気揚々と右折したのですが、
通行止めです。仕方なく左側のスペースを使ってUターンしました。スペース的にUターンギリギリです。
先ほどの崩れている地点の少し手前に、実は駐車場があります。3台ぐらい停められるかな・・・というぐらいのスペースです。御覧のとおり手書きで「駐車場」「この先道路が壊れています」と看板が立てられていますが、字が薄くなっていて全く気付かず通り過ぎました。
駐車場から歩いて5~10分かかります。近くの民家でリヤカーを貸してくださっているようです。御心水を汲む際は貸していただけます。感謝。
道は結構崩れてます。徒歩で秋元神社へ。
厳かです。今回の参拝中、我々以外には誰も来ませんでした。雨の日の朝だったからかもしれませんが、人払いに感謝いたします。
鳥居をくぐり、中へ。
奥の鳥居をくぐり、境内にいる間ずっと頭がぐわんぐわんしてました。私はわりと鈍い方なのですが、それでも感じたのでかなりのエネルギー量だったのだと思います。
宮司さんは常駐していらっしゃらず、お守りや御朱印はセルフです。常駐していないのに綺麗に整っていることに感動してしまいます。
太陽、星、月。宇宙とつながっていることを感じます。
ご神水をいただいて帰りました。大変美味しいお水です。このお水でどぶろくを作っている酒造(まろうど酒造)があるようです。車で下っている際に看板がちらっと見えて、気が付いたら通り過ぎていたので、今回はいけませんでしたが、次は是非行きたいなあ。看板、もっと目立つところに置いていただけると助かります。
この神社の本殿は鬼門を向いています。本殿が鬼門を向いている神社は極めて珍しく、鬼門を抑え込んでいるため、とてつもないパワーを持っているとされています。
ここに行って以来、自分の中の何かが変わったような、もっと厳しく自分を律するべきだと言われているような、そんな感覚があります。荘厳な場所です。
行くのは大変な場所でしたが、また行きたい、行かなくては、ともう既に思っています。