阿蘇神社 復興しました。

旅行

 2024年12月、実家に帰る際どうしても寄りたくなったので阿蘇神社に参拝しました。

2016年4月の熊本地震で神殿や門、計6棟が倒壊し、大変な被害が出ました。それまでも何度か参拝させていただいた神社だったので、非常に驚きショックを受けたものです。大変立派な建物だったため、改めて地震の衝撃の大きさを感じました。

 

 (阿蘇神社公式HPより画像お借りしました。)

阿蘇までドライブに行った人はたいてい阿蘇神社に寄って来る(当ブログ調べ)ため、九州在住の人間の参拝率はかなり高い神社だと思っています。地元に親しまれている神社であり、肥後国一宮でもありますので、格式の高い神社でもあります。

 ご祭神は神武天皇の孫であり、阿蘇を開拓したと言われる健磐龍命たけいわたつのみことをはじめ家族神12神です。

震災後しばらくして訪れた際は、瓦礫が取り除かれ更地になっていました。それでも多くの方が参拝されていました。その後なかなか阿蘇に立ち寄る機会が無く、そのままになっていましたが、今回数年ぶりに参拝させていただきました。

 楼門です。日本三大楼門の一つに数えられる、立派な門です。これだけ立派な門が、地震で倒壊したのです。美しく復旧しています。なんと嬉しいことか。ちなみに朝の9時頃ですが、すでに人多い。そして寒い。阿蘇寒いです。九州の平野部より5度以上は気温低いです。門のあたり団体さんは韓国人旅行客のようでした。

 約8年半の歳月をかけ、楼門や神殿が再建築されました。新しく、さらに美しい神殿となりました。
楼門をくぐると空気が変わり、やはりここが特別な場所であることを感じます。神聖で穏やかな空気。多くの人々を守ってきた場所です。私もここが大好きであることを、改めて感じました。

 いまだ工事中の部分もあります。

今回また訪れる縁を持てたことを、心から感謝いたします。

神殿左側には山王社・庚申社も鎮座されていますので、こちらにも是非。


 

こちらには大国主命と猿田彦命がお祀りされています。また猿田彦さまにお会いできた・・・と喜ばしく思いました。子どもの守り神だそうで、子と一緒に参拝させていただきました。

 阿蘇は本当に美しい場所です。九州の別の場所と全く違うというか、独特の景色、空気、行くたびに神聖な気持ちになります。夫と付き合うようになって、時々連れて行ってもらうようになりましたが、来るたびに好きになります。美しい田園風景、雄大な阿蘇山。見たこともないような山肌。そして美味しい赤牛。

 どうかこの地が永遠に守られますようにと願って止みません。加えて、被災する寺社がこれ以上増えませんように。今後日本は大きな災害に見舞われる日がまた来ると言われていますが・・・どうか無事に明るい未来が待っていますように。

タイトルとURLをコピーしました