【ホテルレビュー】ザ・ウィンザーホテル洞爺

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 北海道は洞爺湖に建っている「ザ・ウィンザーホテル洞爺」。知る人ぞ知る、2008年北海道洞爺サミットの会場となったホテルです。

 2024年8月の北海道旅行で宿泊しました。結論から申しますと、絶対また泊りに行く!というぐらい良かったです。高級ホテルはその場のもつエネルギーが違います。安いホテルとは発するエネルギーが違うのです。

 建物がゴージャス。

 ロビーの解放感がすごい。ただこの日は雨が降って霧が出ていたため、外が真っ白です。標高625mの高台に建っているため、霧の中です。ただ天気が良い朝は雲海が見えるそうです。晴天ならかなり美しい景観が望めるとのこと。雪の中の景色も美しいでしょうね。次来るときは是非洞爺湖を臨みたいみたいものです。

 車をエントランスに付けると、すぐにベルボーイの方が荷物を運んでくれました。車は自分たちで地下の駐車場に回すよう言われました。運転している人以外は降り、ベルボーイがロビーに案内してくれます。チェックインは運転手を待つかどうか確認してくださったので、先に行うことを伝え、フロントでチェックイン。ロビーにはお香が焚かれており、格式の高い香りがします。
 夕飯を20時で予約していたようなのですが、ホテルに着いたのが17時30分だったため、「え、そんな遅くにしてたっけ?疲れたから早目に寝たいかも。」と思っていたその時、「宜しければもっと早い時間も空いていますが、いかがいたしましょうか。」と聞いてくださいました。こういう心遣いが非常に助かります。18時に変更していただき、安心してチェックイン。ウェルカムドリンクもいただき、部屋までスタッフの方が案内してくださいました。

 今回の宿泊はスーペリア・ツイン大人2人、小学生高学年1人1泊夕食付(和食 杜氏賛歌)で75,285円でした。ヤフートラベルで8月24日に予約しました。

 ベッドはエキストラベッドが入れてありました。エキストラベッド感は否めなかったです。前日の京王プレリアホテル札幌は、あまりエキストラ感が無くて良かったのですが、こちらはプロパーのベッドと明らかに違う。

スリッパは持ち帰り可能です。子は持って帰って、家で履いてます。3つ+子どもの分も準備してくださってました。浴衣とバスローブも子どもの分も準備してくださって、大人分3セット+子ども1セットありました。身長145cm、ややぽっちゃりのため洋服は160cmを着用することが多い娘ですが、用意していただいた浴衣はかなり短かったので、大人用を使用しました。バスローブは若干短かったですが、何とかいけました。子ども用があると子が喜ぶので、心遣いが嬉しいです。

ハンガーに吊るすとこんな感じ。ちなみにここにかかっているのはすべてホテルのハンガー。量が多くて助かります。

洗面所。タオルもふんだんに置いてあります。

部屋に置いてあるアメニティはブルガリ!歯ブラシ等は宝物のようにケースに入れてあり、このあたりが普通のホテルとの差を感じます。
 ちなみに大浴場にはロクシタンのクレンジングやシャンプー、ボディソープが置いてあり、そちらも大変良かったです。ロビーや廊下はバスローブとスリッパで移動可でした。(浴衣は不可)
タオルは大浴場で借りられるので、バスローブ着用をしていけば、部屋のカギと下着の着替えを持っていくぐらいで事足りるので、非常にラク。

 大浴場は屋内と露天風呂あり。露天風呂は日ごとに男女入れかえです。サウナは両方あり。夜霧の中で入る露天風呂が非常に幻想的で良かったです。外の空気は冷たく、温泉に入るとちょうど良い温かさ。ずっと入っていたかったですね。朝も素敵だろうなと思います。次は是非。

 

 部屋にコーヒーメーカーがあり、カプセルはすべて無料で使用可。1杯いただきましたが、濃くて美味でした。紅茶も試してみたかったけど、時間が取れず。水は3本ありました。

 夕飯は杜氏賛歌で和食。

この日のメニュー。

見目美しい料理の数々。味も本当に上品で、繊細で素敵でした。ドリンクは黒糖ジンジャーエールです。1杯ずつドリンクを飲んで、3人で3,000円程度。チェックアウト時に支払いなので、プランで食事がセットされている場合、財布は持たなくてもOKです。静かで品の良いレストラン、子どもが粗相しないか心配でしたw

子ども用には以下のようなお膳を用意してくださってます。とても美味しいと喜んでました。デザートにアイスクリームがついてました。 

 

 朝食のバイキングがまた美味しく、外の景色も素敵だったので庭を散歩しました。朝の空気が冷涼でこれまた気持ちよく・・・今から九州に帰るのが憂鬱で(笑)暑いんだろうなあと。
 散歩していたら、韓国人の年配のご夫婦に写真を頼まれました。幸せそうで素敵です。熟年になっても夫婦や家族で旅行できますように。

 チェックアウトの時間が迫り、散歩もそこそこにチェックアウト。もっとゆっくり過ごしたかったので、また来ます。実はウィンザーホテルの最近の口コミを見ていたら、「サービスが低下している。チェックアウトに時間かかりすぎて、荷物も自分で部屋に運んだ。」等の意見が散見され、心配していたのですが、杞憂に終わりました。

 ただ、接客については丁寧ではあるものの、フレンドリーさはさほど感じられない。感じられてもそれは人によりけり、という印象でした。沖縄のブセナテラスに泊まった際、丁寧でソツが無く、それでいてフレンドリーで温かい接客を受け感銘を受けたのですが、ウィンザーホテルについては、その点はブセナテラスに及ばないと感じました。チェックアウトの際、フロントの女性スタッフの方に「お天気があまり良くなく、少し残念でしたね。」と声をかけていただき、「ええ、そうなんです。」と応答した際、とてもビジネスライクな空気を受けました。(全員ではなく、その人がもっている空気だと思いますが)

 そうはいっても素晴らしいホテルに違いありません。何よりこの土地、建物、雰囲気、空気に圧倒されて、やはり再度行かなくてはならないと心に刻みました。とにかく土地の持つ力が強いのです。龍がいるというのも納得。

 値段は相応に高いですが、行く価値はあります。迷われている方は是非。とんぼ返りではなく、2泊はしたいホテルです。

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