40代女性が15kgのダイエットに成功した話

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 35歳で出産し、産後太りというよりは、育休復帰とともにぶくぶく太りました。身長168cmですが、50kgを超えたことがほぼ無く、肥満とは一生縁が無いものと思っていました。それだけに太った自分を受け入れられず、アンダーバストが80ぐらいになっていたと思うのですが(怖くてはかったことななった)無理やりアンダー70のブラを着用して苦しかったり、色々迷走していました。

 同僚にされたことのなった「大きい人」呼ばわりされたり、写真に写る自分のフォルムが変わっていることに薄々感づきながらも、自分=太った人を絶対に認めたくなったのです。生活を変えるのもしんどいし、日々仕事と育児にくたくたで体調も悪いし。

 そんな私でしたが、とどめを刺したのは兄でした。兄とその彼女に会いに行った時、「あれ?なんか太った?」真面目というよりニヤニヤしながら言われ、彼女にも馬鹿にしたような(しかも初対面。そんなつもりなかったかもしれないけど)笑顔を向けてられました。その瞬間何かがブツっと音を立てて崩れるのを感じました。言いようのない恥ずかしさと怒り。忘れることはできません。

 その日からまずやったこと。肥満外来に行きました。恥ずかしながら、どうしたら良いか分からなかったのです。そこで処方されたのが「防風通聖散」。先生はやせ薬と呼んでいました。漢方薬ですね。食欲が落ちる耳つぼも試しました。医院でやってもらったので500円程度。お腹の脂肪を落とすマシーンも使わせてもらいました。

食生活に関するアドバイスをしてもらいます。豆腐を食べろ、とかですね。3食何を食べたか記録するように指導を受けます。
 育休復帰後急激に太ったことを話、生活リズムについて色々と話した後、看護師さんが言いました。「夕方大量にお菓子食べてませんか?」自覚が無かったのですが、当時の私はかなりお菓子を食べていたことに、はたと気が付きました。おそらく原因はそれだったのです。言い当てられたことに驚き。

 通院は週1ペースでしたが、7、8回で終わりました。初回は2kgほど一気に落ちましたが、その後はあまり体重が減らなくなり、「この人減ってない。」と見られるのに耐えられなくなりました。

 その後に試したのが糖質制限です。興味はあったのですが、昼食を社員食堂で済ませており、その食堂がご飯てんこ盛り(ていうか食べ放題)だったため、無理だろ・・・と思っていたためです。
ただ、おりしも食堂のオーナーと仕事関連で揉め、二度と行きたくなくなってしまい、「これはチャンス」とばかりに食堂断ちを決意。しばらくはスープ春雨とファミチキ(今は絶対食べないけど)を毎日食べていました。

 夕ご飯も夫の了承を得、白米は止めました。朝は糖質オフのパン。

 お菓子も極力控え、プロテインバー等を中心に。完全糖質オフでは無かったものの、結構頑張ったと思います。半年ぐらいこのリズムでやりました。ファミチキ等コンビニ食は添加物やらトランス脂肪酸やら色々と気になったため、最終的に自分でお弁当を作ることにし、3年以上経つ今も続けています。ちなみにメニューは玄米(農薬をあまり使っていないもの)、ゆで卵1個、鶏料理(つくね、ナゲット、鶏ハム等)80gほど、梅干し(無添加のもの)1個。

 最初は辛かったですが、糖質さえ抑えればお腹いっぱい食べられるので、徐々に慣れました。食べるものが無くて外食やコンビニは止めました。半年で5kg以上痩せました。周りも驚くぐらいに。

 現在はストレッチやらツボ押しを取り入れながら、少しずつ体重が減り、停滞期もありますが、「会うたびにすっきりしているね!」と言われます。先日記事にしましたが、乳酸菌であまり便秘をしなくなったのが大きいと思います。まだ時々便秘しますが。

 今でも白米はほぼ食べませんが、朝はパンを食べています。(これも本当は止めたいんですが)お菓子もそこそこ食べてます。でも極端に体重は増えません。スナック菓子等は食べても小袋1袋を週2回ぐらい?でも週末はおつまみ程度には食べます。お酒は金土以外は飲みません。

 最近は添加物等を取らないように、健康全般に気を遣うようにしています。わりと安定してます。マックス太っていた時より15kgぐらい痩せましたが、急激に痩せたわけでは無く、3~4年かけてます。

 踏み出す時は勇気が要りましたが、Mサイズの服がまた着られるようになったのが嬉しくてたまりません。周りからデブ扱いもされないし、快適です。体も軽いし。まず健康に過ごす。これが大事なことです。

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