先日（11月初旬）、念願の三輪山登山に行ってまいりました。この旅行というのが九州から車で約10時間かけて三重県鳥羽市まで車で行き、一泊して翌日二見興玉神社、伊勢神宮内宮外宮、猿田彦神社を参拝し、11時半には奈良の大神神社に到着しているという、超強行スケジュールでした。運転してくれた旦那氏、ありがとう！
三輪山は大神神社のご神体でして、詳しい説明は公式サイト等にお譲りしますが、なんとご神体の中に入って登山ができるという素晴らしい場所でございます。
頂上近くの磐座まで行けば、すごいパワーをいただけるとのことで、前々から登ってみたいと思っていました。実は今年6月に一人で行ったのですが、電車を乗り過ごしたりしてあまり歓迎されていないような気がしつつ夕方6時過ぎにたどり着いたという・・・その時旦那と一緒に来たほうが良いような気がしたので、今回参拝したという経緯です。
ただ、正午までに大神神社に近接している狭井神社で入山申し込みをする必要があります。（2023年11月現在。随時変更、受付停止もあるかと思います）なんとか滑り込みでセーフ。上る前に狭井神社のご神水を忘れずにいただきましょう。容器持参するのが良いと思います。忘れた場合、500ミリリットル100円、2リットル300円と良心的な価格でご神水を購入することもできます。
一人300円払って入山手続きを行い、初めて入山する際は別途注意事項の説明を受けます。5分～10分程度で終わります。15時までに下山するよう注意を受けました。16時過ぎたら携帯に連絡し、連絡が取れない場合は捜索の対象になります。
いよいよ入山です！当方正直体力に全く自身が無く・・・運動部に所属していたことが人生で一度もない、運動嫌いな女です。視界に入る道は険しく、申し込んだことを後悔しつつ上ります。入り口で杖を借りました。12時、登山スタートです！
山だけに、結構な傾斜。階段は作られていますが、やはり足場は良くはない。ちなみに先ほどの説明時にいただいた「登山拝のご案内」には所要時間２～３時間、行程４キロと記載されています。注意点ですが、飲食（水分補給は可）禁止、写真撮影禁止、山中の草木・土・石を採取は厳禁です。先に食事をしてから神社に行きましょう。
序盤はわりと行けるかな？と思うのですが、②に入ると急に悪路になり、傾斜もきつくなってきます。③の東屋についた時点で地図をみたらまだまだ序盤だったので、急に不安に。こんなにきついのに、まだ４分の１以下か・・・。これ、15時までに終わるのか？
意を決してスタート。④、⑤となかなかの傾斜。中津磐座までたどりつき、よし、半分ぐらい！と少し元気になります。この後も急坂が続きます。傾斜というより、歩きにくいのが辛い。休憩をちょこちょこ入れつつ、ひたすら上る。⑥に入り少し傾斜がゆるくなり、徐々に木漏れ日が挿して来、ようやく⑦です！⑦までついたらわりとすぐ⑧だったと思います。御社が見えてきました！100ｍほどで奥津磐座に着きました。道ももう平坦です。
ちなみに奥津磐座より上には行けません。ここでいっぱいパワーをいただきます！ここまでちょうど1時間。満喫しつつ下に降ります。下りで足はプルプル・・・同じく1時間で下山。やりきった・・・。社務所に入山届の控えを提出し、終了です。
ちなみに小学3年の娘も一緒に登りました。きつくはありましたが、体力のない女も、子どもも登れましたのでご安心ください。普段水はあまり飲まない私ですが、下山までに400ｍｌぐらいは飲みました。（かなり多いほうです。）ご神水いただいていてよかったです。ちなみにご神水はとても美味しく、売られているペットボトルの水がまずく感じたほどです。喉の調子が悪かったのですが、飲んでいたら治りました。定期的にいただきたいぐらいです。遠いので無理ですが。通販して欲しいぐらい。
登山後、不思議なことに筋肉痛はほぼ無かったです。下山の途中は足がプルプルしていましたが、翌日も翌々日もほぼダメージなし。登山の途中、すれ違う人に「こんにちは」と声をかけていましたが、不思議と体が楽になっていました。余裕が無くて声かけられない時は逆にきつくなってましたね。先に挨拶すると運気が上がるという説がありますが、是非お試しください。「頑張って。あとちょっと。」とか言われると、やっぱり元気になります。
きつかったですが、本当に登ってよかったです。驚いたのが、若い女性が裸足で登山していること。男女問わず、裸足の方結構多かったですよ。そして登山者も結構多かったです。皆さまの信仰心の深さを感じます。
機会があったらまた登りたいなあ。長いのに読んでくださって、ありがとうございました！
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